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ロシアンと藤堂さんの馴初め編です

『賭けはロシアで 龍の宿敵、華の嵐』
(著:樹生かなめ イラスト:奈良千春 講談社X文庫 ホワイトハート)

長いシリーズで謎のひとつが解き明かされました。
清和君の宿敵、藤堂さんとロシアンマフィアの関係は大きな謎でした。

12月に発行された樹生さんの同人誌「STORM」も併せて読むと更に理解度アップ!!です。
しみじみと面白いんですよ、クールで腹黒い藤堂さんのアタフタした心情が

彼はロシアンマフィアと共闘しての日本征服なんて考えてないのよぉ。
人の話を聞かないでっかいミーシャ達に翻弄されただけ、って感じ。

遡る事10年ほど前に、偶然居合わせたロシアで助けた学生。
それがロシア皇帝の末裔という、由緒正しくも血腥い武闘派集団イジオットの
後継ぎ候補No.1 ウラジーミル。

ウラちゃんは、実父に葬り去られ様としたことが心の傷となり、会えないままでも藤堂一筋の執着男。
財力と権力を駆使して藤堂と共にあろうとするのです、勿論、藤堂の感情などは一切無視で。
誰もが誰かを試す、殺伐を極めたイジオット。

うふふ・・・そしてどうなってアノ話に繋がるのかなぁ・・・て、楽しみです。
奈良さんのイラストも本当に素敵です。
このシリーズを未読な方も、まぁ読んでみて。

from≪陽子おばはん≫さん


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| か行 著者名(小説) | 17:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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